渋谷百軒店「クシヤキミートマン」。
店が出来てから一年以上経ちますが、やっと店内の照明が調光出来る様になって、明る過ぎた店内もダウンライトで暗くなりBGMはボーカル無しのJAZZのピアノにして、グッと落ち着いた店の雰囲気に様変わりしました。
串焼きも問題なく美味しいので
残る問題点は外国人(インバウンド)対策です。
これに関しては常日頃から店のスタッフ(アルバイトを含む)達を俺の個人的私感で振り回して大変申し訳なく思うが、自分でもどうしたら外国人客が来て下さらなくなるのかが解らずじまいの日々で、半ばノイローゼ気味になって、挙げ句の果てには頭がとうとうハゲて来ると言う事態に陥ってしまいました。
加齢もあるかもしれないけど、俺は絶対にストレスから来る抜け毛だと思っています。。。
そして外国人観光客対策としてネット予約廃止に踏み切りました。
当然だけどネット予約廃止したら外国人観光客の予約は無くなりましたが、日本人のお客様の予約も無くなり店は暇になりました。
しかしこれも想定内です。
残る問題はウォークインで来店される外国人観光客対策です。
これを先ず19時から21時迄は日本語の通じない外国人観光客は入店拒否する事に決めたのですが
これがまたスタッフ達を戸惑わせる事となり、結果終日ウォークインの日本語の話せない外国人観光客は全てお断りする判断を選びました。
そして二十歳未満のお客様も外国人観光客に限らず全てお断り(海外では当たり前で入店時にIDの提出を求められる)して、客層と年齢層を上げる策を取りました。
クシヤキミートマンのスタッフ達には色々と振り回す結果となって本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが
やっぱそこまでしてでも『客層』には拘る必要があるからなのです。
これを今からやっておかないと後々大変な事になってしまうからです。
良い客層の店には良いお客様が集い
良くない客層の店には良くない客層が集う店になるからです。
うちの店はアッパー路線を行く店ではありませんが
客単価で税込5000円の弱ミドルアッパーの路線で沢山のお客様から支持を受けて今までやって来れました。
日本人のOLさん達が、安くてもダサい居酒屋には行きたくない
お洒落な雰囲気の居酒屋で美味しい料理を食べて呑みたい、、、そんな客層の居酒屋を目指してやって来てお客様から喜ばれて来ました。
しかし残念ながら「クシヤキミートマン」だけはその狙いが狂いはじめて極めて質のよろしくない外国人観光客ばかりの客層となってしまったのです。。。
これを阻止する為にはこの様な手段を取らざる得ない状況となりました事にどうかスタッフの皆さんの御理解をお願いしたいです。
人種差別的行為だと思う人も居るだろうけど、こうでもしないと「クシヤキミートマン」と言う店の未来が台無しになると判断した結果です。
俺も背に腹はかえられぬ状況で頭もストレスで禿げました（涙）
今が正念場なのです。
お店にはお店のコンセプトがあって客層のターゲットがあります。
そのターゲットが狂い出したので「今やるしかない！」と、決めて今回の結論に達した訳です。
そんな訳で宜しく頼みます。
ガンさんより。