おはようございます。
連日猛暑日ですが皆さん頑張りましょう!
さて、いつも通り事務所の下の店舗『六本木ジョウモン』に顔を出した時の話しです。
入り口に冷凍庫ストッカーが置いてあったので文句を言ったらば、営業中は外に出しているとの事

この冷凍ストッカーね。
また何でここに置いてるのかと聞いらば、わざわざ3階の事務所まで取りに行くのが手間で面倒だからココ(店の入り口の外)に置くようにしたとの事。
俺「それでコレ(ストッカー)置いたままにしてるの?」と聞いたら、そのまま置いたままだと言いました。

こんな感じで、、、
そこで俺は事務所に置いてある使わなくなった煽り扉を持って来てストッカーの上に置いて即席の立ち飲みテーブルを造りました。

更にわざとらしくメニューを置いて、あたかも「立ち飲み出来るんだよ!」をアピールしました。

お客様がココで飲食してても「すみませ〜ん!ちょいとごめんなさい〜」と言って板を退ければ中の氷は直ぐに出せるからね!全く問題なしです^ ^

何が言いたいかと言うと
俺はね、小さな9坪のたった20席足らずの居酒屋からスタートしてね、徐々に店が繁盛して来ると「あ〜もう少し店が広ければ、、、もう一つ椅子があって席を設ける事が出来れば売上が上がるのに、、、」なんて事ばかり考えていました。
だから俺は誰よりも「一席の重み」を知っているのです。
スタッフに話しました、「ここに3人はイケるよね!一人5000円として15000円だから二回転したら3万円だぞ‼️」と吠える様に話しました。
まぁ二人とも「あぁ、、、はい…」と、キョトンとした顔で聞いていたけどね(笑)
でもね、これが商売人の根性と居酒屋の魂ってヤツよ!これ、俺は大阪の居酒屋『とよ』さんで学ばせて頂きました。
立ち飲み席でね、何でも席にしちゃっても絶対に客様を楽しませる「とよ」さんの凄い接客術を見たら君たちも絶対に納得すると思うよ!
ここで立ち飲みさせてお客様が「なんだよ!こんな所で呑み食い出来るか?」と言われて帰ってしまったらそれはそれで俺たちの負け(笑)
どんなシチュエーションでも
いかなる場合でも
お客様を楽しませて、喜んで帰って頂く事が出来なきゃ「楽しい店」なんて出来っこ無いですから。
西荻窪時代は壊れたトイレの扉をビールケースを脚にして店の外に置いて、それでもお客様は大喜びしてくれて店の売上も劇的に上がったのを俺は想い出しながらスタッフに語り増しまたね、、、
一席の重み…を感じて頑張って下さい。
我々居酒屋は「人間力」=『人』です。
ミシュランで星を取っても潰れる店もあれば、30年以上瓶ビールと柿ピーだけでも続けていられる店者ある!
だから居酒屋は面白いんだよね!
