昼ごはんで鯖の塩焼き定食を食べた。

約3500円。。。
日本では多くのメディアなど野党が日本の物価高を話題にして与党を追い詰めている光景をTVで良く見かけるが、こうして海外の先進国に来ると「日本の物価は安い」としか思えないんだけど、、、
鯖の塩焼き定食なんて1000円で食べれる、つまり日本の物価はシドニーの三分の一である。
そこで言われるのか日本はここ30年間賃金は上がってないと言う話し。
これもどうかと思います。
例えば俺が居酒屋業界に入った37年前の初任給は20万だった。アルバイトの時給は800円だった。
今はうちの会社は初任給は経験者ならば35万だし。アルバイトの時給も1400円。。。他所の飲食企業だって軒並み賃金を上げている。
最大の理由として日本の労働力不足がその賃金高騰を招いているのは間違いないけど、30年以上賃金が上がっていない世論の報道とはだいぶ温度差がある様な気がしてならない。
シドニーの『ごりょんさん』のメニューを価格を見て下さい。


一串の価格がだいたい日本の倍以上です。
先月の売上は24万💲オーストラリアドル。客単価も日本の倍の約1万円。
それでもお客様からしたら高いとか思わず普通に飲食して下さいます。まぁシドニーの平均賃金も日本の倍近い事は間違いありませんが、、、そう考えてても日本は物価高どころか、外食に対して考えてみると今だに1000円札一枚で牛丼屋で腹が満たされる国だと言う事。確かにモノの値段は上がってはいるが、戦後の日本はこうした物価の値上がりと共に成長して来た現実がある。。。多くの製造業に支えられて来た日本経済だったけど、その製造業が影をひそめ、IT産業でお隣韓国に追い抜かれ、半導体でも他所の国に持って行かれたようにネガティブな事も多いけれど、それでもまだまだ日本は底力がある国だと信じて疑いたくは無いもんだと海外に来る度に思う訳ではある。





なんてったって外国人は皆んな日本が大好きなんですよ。
外国に来るとそれも良く分かります。
その外国人の好きな日本の文化を代表するのが「日本の食文化」。
居酒屋だよね!
だから外国人観光客は皆んなその日本の食文化を楽しみにして来日して下さいます。
そんな海外からのお客様達を我々は楽しく盛り上げて日本旅行の楽しい素敵な想い出つくりに貢献してあげようね!

井上BOSSの店で食べた肉うどん。
