足が震えてしまいました。
はじめに
今回の南平台店の火災によって
同じビルの方々
そして
近隣の方々に
多大なる御迷惑をおかけした事を
深くお詫び申し上げると共に
今後
絶対にこの様なことが起こらないよう
しっかりと対策をしてまいります。
本当に申し訳けございませんでした。
そして
従業員の救助
及び
消火にあたって下さいました方々に
深く御礼を申し上げたい所存でございます。
ーーーーーー
ビルの関係者の方から「お店が火事になりましたので至急現地に行って下さい」との報告を受けて渋谷の店舗に向かいました。
正直言って現場に到着して
足が震えてしまいました。
出火の原因は
店に泊まり込んだ従業員の火の不始末でした。
消防車は20台も駆け付けたそうです。
僕が現地に着いたときは従業員は既に救急車で病院に搬送されてましたが
第一発見者様のおかげで奇跡的に一命を取り留めることが出来ました。
もしも発見が5分でも遅れていたら
間違いなく
煙を吸って
死んでいたに違いありません。
第一発見者様が店内の炎と、店内に充満した煙に気付き、窓ガラスを叩き割って中で寝てしまっていた従業員を起こして救助して下さいました。
飲食店経営者の方々
絶対にお店に従業員を泊めるのは止めましょう。
仕事を終えて
酒を呑み
帰宅するのが面倒だと
ついつい店に泊まってしまうものですが
心配なのは「火の始末」です。
酔って寝煙草とかの火の始末です。
それが一番心配だったので
うちの店も昔から店に泊まるのは禁止してましたが
実際にはこの有様です。
これも
普段からの「ゆるい社風」がそうさせてしまってのだと
僕は自分の社員に対する甘さが引き起こした事故だと反省してます。
これを読んで下さっている御同行の方々
絶対にお店に従業員を泊めるのは
禁止にして下さいね
自分の店の恥を曝け出して
御同行の方々に
改めて注意をして頂きたい…
そんな思いでございます。
正に火事場の馬鹿力
火事場の馬鹿力とは良く言ったものです。
しっちゃかめっちゃかの店内でしたが
スタッフ総動員で
正に火事場の馬鹿力の如く
その日のうちに店を修復。
焦げ臭いのは仕方ないにしても
その日の夜の営業になんとか間に合わせました。
もし
あの時
あと少し発見が遅れてたら、、、
そう思うと
ほんの少しの気の緩みで
とんでもない事になるのが我々飲食店なんだと
改めて思い知らされました。
この際
社員全員集めて事故説明をして
ビシッと説教して
規律を正そうかと思いましたが
とりあえず今回は店長さん等の幹部MTGで話すことにします。
これでもまだ店に泊まっている奴がいたら
もうアホだよね!アホ!
もう禁止ですからね!
余程の理由がない限り
一生禁止!
この規則を破ったりしたら
かなり厳罰な処分を科しますのでそのつもりでいてください。
それを上手くコントロールするのが経営者でっせ!
浪花の妖怪はんと六本木「meat肉男man」でサシ飲み。
ここからが浪花の妖怪はんの御説教タイム。
ガンちゃん
ただ、むやみやたらと厳しくするのと
会社として規律を正して
ルールを守るのは違いまっせ…
それを上手くコントロールするのが経営者でっせ!
商売はめっちゃ楽しいおまんけど
稼いでナンボ
儲けてナンボでんがな
その儲け方も分からんと楽しい未来は永遠におまへんがな、、、
ショット一杯のドリンクやてジガーで計ることが大切なんやて
それが儲けるって事
それを分からせないで
楽しい事ばかり覚えさせてたガンちゃんの責任は重大やと思うで、、、
ガンちゃんの考え方
舵の取り方一つで
会社や社員の運命が変わって来るゆー事を
そろそろ分からへんとダメちゃう???
側から見たら楽しそうやけど
その結果がコレやろ?
ほんなん経営者として失格でっせ!!!
妖怪はん
御忠告
ありがとう!!!
何と言っても
一番怖いのは
俺も
スタッフも
「コロナだからしょうがない…」的な風潮になってしまうのが一番ヤバい。
現にウチの店舗の中でも「ごりょんさん」渋谷宮益坂店だけは全くコロナもクソも関係無く
毎晩毎晩ド満席状態だもんね
こんな悪状況の中でも
繁盛してる店は
しっかりと繁盛してます。
繁盛して無い店には
利益が出てない店には
それなりの理由があるはずだ
それを忘れてはならないとダメになるね…
今は
元々オーバーストアだった飲食店が淘汰される時だ。
生き残る飲食店
消えて行く飲食店
二つに一つだ。。。
勉強になりました!
頑張ります!
※岩澤博のブログ「ガンさん日記」より、抜粋してお知らせいたしました。