■オープンキッチンの拘り…教えてなかった?
誠にお恥ずかしい話しだけど
僕のお店で先日こんな事がありました。
僕はカウンターの焼場の前に座り
焼物を二品注文したのね。
店は、もう深夜に差し掛かり暇な状態で
僕はお酒を飲みながら料理が出来上がるのを待っていたんだ。
そして料理が出来上がると
焼場を担当していた若者が
…
俺が目の前に座っているにも関わらず
ホール担当の人間の名前を呼び
料理を渡し
ホール担当者が俺のところに料理を運んで来たんだ!
俺は思った
コレは何かの間違いに違い無い
きっと何か意味があってこーゆー行動に出たに違い無い…
程なくして二品目も焼き上がった
その若者はまたまた同じ行動に出て
ホール担当の名前を呼び
料理を渡そうとしたその瞬間
俺の脳みその片隅で『ブチッ』とした音が聞こえ
俺はキレた。
あのさ、お前なんで俺が目の前に座っているのに直接俺に渡してくてないの⁈
俺がオープンキッチンにしてる拘り。
それはウチのスタッフならば
オープンキッチンを最大限に活かしたサービスが出来るはずだと信じていたからなんだけど
何処で
どう間違ったのか
全く違う方法でオープンキッチンを活用している様でした。
俺が教えて無かったのかな( ̄^ ̄)ゞ
やっぱり俺の責任だわな…
■ハングリー精神がお客様に伝わる
土井くん(左)と、ケンタローくん(^-^)/
この若き二人。
なかなかの反骨魂でございます…
この店の料理。
当たり前の出し方じゃここまでお客様が来てはくれない事を十分解ってて全ての料理に何か一工夫ふた工夫。
とにかく!
意地でも料理でお客様に喜んでもらうんだ‼
と、全ての料理にそんな二人の気合と意気込みを感じるお店です。
凄いエネルギーだ…
カウンターの中のキッチンで汗だくになりながら仕事をこなす二人の姿に昔の自分の姿をだぶらせる私でございました。
オーナーのハングリー精神がお客様に伝わった時、
そのお店は素晴らしく輝いて見えますね~
ドイーニョケンタローネ
東京都世田谷区三軒茶屋1-35-4 ファインロゼ 1F
http://tabelog.com/tokyo/A1317/A131706/13169776/
■遊び心とサプライズ
我々居酒屋が
絶対に忘れてはいけないのは
遊び心とサプライズだ。
三軒茶屋『ほしぐみ』のグレープフルーツモヒート。
ウチの店の皆さん…
遊び心とサプライズを忘れてはいませんか?
何だか最近違った意味でのサプライズが…(・_・;
頑張らないと~
ね…(~_~;)
いざかや ほしぐみ
東京都世田谷区三軒茶屋2-13-10
http://tabelog.com/tokyo/A1317/A131706/13093968/
■壁にブチ当たっております
私の最も尊敬する商売人であり
私の商売の両親
そして
何よりも商売人としての良心をお持ちである
四ッ谷の超有名繁盛店
『たん焼 忍』のお父さん、お母さん
『忍』のお父さんが言います。
料理が美味しいのは当たり前だ
あとはサービスでどれだけの付加価値を付けるかだ。。
実にシンプルな事なんだけど
コレがどんなに難しい事であるかは
僕は重々承知しています。
僕は今自分のお店に自信を持って良いのか?
そんな壁にブチ当たっております。
自分の理想と
お店の現実がかけ離れ
お客様は不愉快な思いをする。。。
それは経営者である自分の器を試されているかの如く
様々な悪い情報ばかりがネット上で書き込まれている、、、
『忍』のお父さん曰く
店を増やすと言う事はそういう事だし
そういう覚悟が必要なのでは?
なるほど…
とは言ってもたかだか7店舗。。。
これで俺の限界を超えてたとしたならば
俺はそこまでの器だったに過ぎない。
お店を『任せる』ってどう言う事なのか…
僕は割り切った考えの出来ない人間であるがゆえに
今もその壁にブチ当たっております。
たん焼 忍
東京都新宿区三栄町16松啓ビル1F
http://www.tanyaki-shinobu.com/
※岩澤博のブログ「ガンさん日記」より、抜粋してお知らせいたしました。