今や伝説の外食セミナーとも言える「外食虎塾」で、私と八島ちゃんが講師をさせて頂いた時の塾長である安さんの御意見です。
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今日は、過去の「外食虎塾」に登壇頂いて印象的だった【ガンさんと八島先輩】の話です。
安田語録、、、5年前、、、。
繁盛店作りの名人を、三顧の礼で、やっとのことで講師に迎え入れたのに、とんでもないことをしてしまった。
彼らの出番の前に、岩澤社長が興味がない真逆のセミナーである、上場セミナーの話を安田塾でやってしまったのです。
その大きな失礼を、何食わぬ顔で自分の世界に引き込んだのが、岩澤社長でした。
岩澤社長は、私が話をした上場の流れを上手く使って、後輩で現在超大物社長の上場する前のいきさつを話し出したのです。
この流れには、塾生達も興味津々でした。
そして、繁盛店作りの話に入ったときには、完全に「岩澤ワールド」になっていました。
「店は商品が一番大事だ。また、メニューやメニューブックは、スタッフの仕事です。自分達でメニューを書いたり、作ることで責任感が出てくる」
店作りをするときには、必ずスタッフに、
「地域一番の店にしよう!」
と言うようです。
いい言葉ですね。
現場スタッフには凄くわかりやすくて、やる気のでる言葉です。
一番心に響いた言葉は、
「店作りは、人作り。スタッフを信頼している」
この言葉にはしびれました。
どんなに小さな外食経営者でも、どんなに大きな外食経営者でも、この言葉は凄く大事で必要な言葉だと思いました。
八島社長も、焼き鳥の極意や、六本木への出店での苦労話は本当に勉強になりました。
「日本に軸足を置き、もう一本の足は海外にシフトしなければ、これからの外食は厳しい」
「経営は、神経質でビビりながらやらなければ、飲食経営者は長続きしない」
この言葉、私が倒産してから思ったことと同じでした。
心の中で「そうなんですよね~、分かる分かる」と、うなずいていました。
経営者は、油断してはいけない。
常に細心の注意を払わなければいけないんです。
私は、倒産してみて分かりましたが、八島社長は倒産しなくても分かっている。
自分のダメさを再確認しました。。
岩澤社長と八島社長から学んだのは、外食の基本である、
“商品力”
“人間力”
この2つをとても大事にしていて、常にチェックしている。
拡大路線に走ったり、目先の利益にとらわれたりすると、この大事な二本柱を忘れがちで、ブレることが多い。
改めて、外食経営の一番大事なことを見つけられたような気がしました。
毎回塾生も勉強になりますが、塾長の私も凄く勉強になります。
外食経営者がどんな話をするかによって、部下や人をよい方向に動かすこともできるし、言葉によってはやる気をなくすことになります。
改めて社長、経営者の言葉の大きさや、大事なことに気がつきました。
2次会は、岩澤社長の西麻布のお店で行われました。
この場所は、交通手段がタクシーしかなく、看板もない店です。
でも、この日も満席です。
ありえません。
料理とスタッフのサービスはピカ一でした。
セミナーの内容を裏付けているような店で、繁盛の理由がよくわかりました。
このお話は5年前です。
あれから5年がたち、ガンさんは港区中心に20坪前後の小さな店ですが、全店舗1000万以上で、驚異的に売り上げてる。
八島先輩も、博多の駅前商業施設は1500万、博多中心に東京、ハワイと進出してます。
ハワイも大人気店で予約不可能です。
5年前に聞いたお話は5年経っても1ミリもブレてない。
流行りにとらわれず、自分の信念を貫く経営や人生観は最大の教科書です。
明後日、10月15日【第7期 外食虎塾 2018】 に岩澤社長が5年ぶりに登場します!
スポット参加も多く会場は満席です。
第7期 外食虎塾 2018 オフシャルページへ、
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懐かしい想い出
俺も八島ちゅんも今でもその想いは変わらんです。