■近所に出来たらヤバイ
毎回毎回
前ぶれも無く突然日本にやって来ては
無計画のまま店を回り
周りの人間を振り回すだけ振り回してブリスベンに帰って行く。。。
そんなお騒がせ野郎”平沼カオル”と飲み。
そして
今回のカオルのミッションである
ラーメン食べ歩きの〆は
赤坂『ラーメン秀』。
カオルはブリスベンに
焼肉屋に続いて
豚骨ラーメン屋を出す事が決定。
その為の視察なんだってーーー
ラーメン。麺カタ!
美味い!美味すぎる!
秀ちゃん!
頼むから環七にこの店造らないでくれ!!!
こんな美味いラーメン屋が近所に出来たら
間違いなく頻繁に通ってしまう・・・
ヤバいヤバイ・・・
秀ちゃんラーメン (【旧店名】ラーメン屋 秀)
東京都港区赤坂2-17-58 福住ビル 1F
TEL:03-5545-9488
http://tabelog.com/tokyo/A1308/A130801/13004950/
■お店は生きもの
西麻布店の『撤退』を考えていた頃。。。
当時の店長だった
柔道100段で
白ワインを3秒で一気飲みが出来る
西田剛が男泣きしました。
売上がいよいよ500万台に落ち込み
俺に激詰めされて
俺にイジメられて
悔しくて悔しくて泣きました。
そして彼は泣きながら言いました
必ず売上を上げてみせます!
と、声を絞り出す様に訴えたのです。
でね
俺は店長の西田剛に言ったの。
どーせ店を潰すんならさ
何か面白い事をやってさ
それでもダメなら諦めようや
ってね。
そこで考えたのが
今や西麻布店の名物となった◯◯会コース!
一人◯◯00円で
◯品お選び頂き
時間◯◯限飲み放題。
これが秘かに口コミで広がり始めて
売上がジワジワと上がり始めた。
そしてトドメがこれ!
テレビで紹介されちゃったんだ(^^;;
元々メディアへの露出は一切合切丁重に御断りしていましたが
何せ背に腹は変えられない
そう思ってテレビ取材を受けました。
したら
またまた売上がジワジワと上がり出した(^^;;
一気に上がるのでは無く
ジワジワとね…。
結果
夏ぐらいには売上が倍になった。
つまり、また大台の四桁に乗った。
で、俺
西田剛に聞いたの
何か特別な事を心掛けたの⁇って
したら彼はこう答えました。
◯スとサン◯バには
特に良い接客をし
喜んで帰って頂ける様に心掛け
努力をしました
そしたら凄く喜んで頂けてリピーターが増えました!
なるほどね~
お店は生きもの。
生かすも殺すもスタッフの自由。
■『ビクビク』しながら
ま、とにかく来期も『一寸先は真っ暗闇』だって事は間違い無い!
今期は無事に終了しそうだ
でも来期はどうなるかなんて
商売の神様にしか解らない。
ただこれだけは解っていることがある。
この俺は
来期も1年中『ビクビク』しながら商売を続けているに違い無い。。。
日々の売上げを見て一喜一憂落ち込んで・・・
笑いもすればイライラもする。。。
この21年間と全く変わらずだ・・・(汗、、、
俺はね
経営者が左団扇で扇いだらお終いだって思うの
特に俺みたいな性格はね(^_^.)
右手でハンカチ持って
常に冷や汗を拭いながら・・・ヒヤヒヤドキドキ・・・
そんな危機感と常に同居しながら
来期も商売を続けて行くことだろう。。。
理想は『究極の自信と究極の不安の隣り合わせ』だ。
自信か・・・
最近あんまり自信ないかも。。。
不安ばっか先行しますよ・・・
では今週も頑張るべ。
■温故知新
僕のお店は所々に古民家の材料をふんだんに使用してます。
いわゆる日本の古民家の『古材』ってヤツですね。
僕も古材大好きだし
デザイナーの金子氏が
日本の古民家の古材を使ったら
日本一の店舗デザイナーだと思っているからです^_^
やっぱり
こーゆー古民家的なお店を造るには
どっぷりとこーゆー世界を体感し
身体で感じ
脳に染み込ませる…
そしてそーゆー感性を磨く。。。
大切な事っすよね?
※岩澤博のブログ「ガンさん日記」より、抜粋してお知らせいたしました。