■大きな背中
六本木で居酒屋の神様でおなじみの宇野のおとーさんとお母さんと飲んだ。
僕が『楽』で働いていた時
良く八ヶ岳のおとーさんの家に遊びに行った。
当時おとーさんは八ヶ岳の大豪邸に住み
週の半分は八ヶ岳
そして半分は東京と
そんなライフスタイルだった。
僕等は深夜に営業を終えて
車を飛ばして八ヶ岳に向かった。
深夜に八ヶ岳に着いてとりあえず寝る。
朝起きて大豪邸のテラスで
お母さんの手作りの朝食を食べる。
冬はスキー
夏はBBQなどなど
八ヶ岳ではとにかく良く遊んだ。
僕の記憶の中で
その当時のおとーさんやお母さんの生活…
あの八ヶ岳での『劇画』の様な生活は
僕ら若者たちの憧れそのものだった。
俺もこーゆー風になりたい。
当たり前の様にそう思った。
あれから20数年が経ち
俺も同じ様な立場になった。
河口湖の近くに会社で保養所みたいな
シャレオツなリゾート施設を購入した。
先日そこにスタッフと行ってたんだ。
そこでは俺はあえて仕事の話はしない。
社長と社員という垣根を飛び越えて
友達と同じ感覚で
同じ目線で遊ぶ
そして酒を酌み交わす…。
俺にとってスタッフは家族であり友達でもある。
昔の宇野のオヤジもそうだった様な気がする。
そんな事を昨日の夜おとーさんに話した。
「そーだった?ガンちゃん?」
「そーでしたよ!おとーさん」
「そっか…そりゃイイ話を聞いた」
「僕はそんなおとーさんの背中を追いかけてますよ」
「そっか…」
と居酒屋の神様はしみじみと言ってくださった。
「僕はスタッフと同じ目線で遊べない様な
そんなつまらない経営者にはなりたく無いんです」
なんて生意気な事まで言っちゃった(^_^;)
でも
そんな考え方の僕を宇野のオヤジは褒めてくれた。
何だか嬉しかったなぁ…
■表現するのは現場の若者たち
金本シゲ君の会社の感謝祭に出席して来たよ(#^.^#)
この感謝祭。
来場者数220名(^_^.)
ゴイスーだ。。。
女子アルバイトのクイーンコンテストがあったり。
孤独のグルメの主人公
井之頭五郎さんがサプライズゲストで登場したり
楽しい
楽しい感謝祭。
業者様や
日頃頑張ってくれているスタッフへの感謝
「アルバイト無しではなりたちません」との言葉・・・
深いなぁ。。。
スゲーなって思ったのが『理念』
経営理念や営業理念
経営のビジョンがしっかりスタッフ達に浸透している事。
これがより良い組織創りの要だと言う事を
彼はしっかり遂行している所だ。
我々飲食業は現場だ。
誰が何と言っても現場だ。
デスクで電卓はじいても何も始まらない。
その現場を動かすのは
昨日目の当たりにした元気な『若者たち』だ。
経営者が何を思い何を考えようが
それを表現するのは現場の若者たちだ。
それを今回御招待いただき
モロに痛感した事でございます。
スタッフに感謝をし
スタッフを正当に評価する
「それが出来ないからアンタはダメなのよ!」
と、隣の出席者の方から厳しい意見で激詰めされる俺(汗、、、
勉強になりました
刺激にもなりました
本当に御招待ありがとうございました。
■楽しい時間
スタッフ連れてスノボ&スキーに行って来たよ(#^.^#)
俺以外は全員スノボ(#^.^#)
俺ももう少し若ければ
スノボにトライしてみたいけど
この歳で怪我はしたくないからね~
僕は休憩はリフトの時だけと昔から決めてます。
で、滑る!ひたすら滑る!
ひたすら滑り終えて
弊社保養所へGO!
どう見てもシヤレオツな
我が社の保養所でございます!(^^)!
スタッフ達との楽しい時間は
お金では替えられませんからね(^_^.)
楽しい
楽しい
スノボ&スキー旅行でした!
今シーズンもう一回だな。。。
■決して夢なんかでは無く
今から11年前の
暑い暑い夏の夜の出来事だった。
大介はスタッフに「俺たちと一緒に楽しく働こうよ」
と、その甘い誘いにまんまと乗って
俺の店で働く事になった。
俺の店で働くやいなや活き活きと
水を得た半魚人の様に働いてくれた。
そして彼は徐々に頭角を現し
とうとう
全店舗をまとめる統括店長になった。。。
いつかは自分の店を持つ!
ウチで働く若者たちは
皆それが目標だ。
決して夢なんかでは無く
目標なんだ。
そしてその目標は間も無く達成されようとしている。
そうです
佐藤大介は本日1月31日をもって
株式会社ベイシックスを『卒業』する事になりました。
既に溝の口で物件も決まり
来月からはオープンに向けて全ての神経をそこに注ぎ込む事と思います。
でも
彼はウチの店でも何度も新店舗の立ち上げを経験しています。
予行練習は完璧だと思います(-_^)
そしてこれからが本当の本番で
スタート地点に立ちます。
それでは彼
佐藤大介に
僕は会社の社長として最後の言葉を言います。
溝の口で一番の居酒屋になりなさい。
二番じゃダメなんですか?
ダメよ~ダメダメ~です(^_^;)
俺はお前に繁盛店を作るノウハウなんて
最後の最後まで教える事は出来なかったけど
大介の身体の中に
血や汗と共に繁盛店作りのコツは染み込んでいるはずです。
そうです
今まで君がウチの店でやって来た事をやればいいのです。
ダメだったらゴメンなさい(^_^;)
最後に11年間良く頑張ってくれました
本当にありがとう。
※岩澤博のブログ「ガンさん日記」より、抜粋してお知らせいたしました。