■僕が意識したのはこれだけ
先日『日経レストラン』さんの取材を受けました。
インバウンドって言葉の意味も知らないで
インバウンド対策の取材を受けてました
よーするに
外国人客をいかにして集客してるのか?
みたいな内容の取材でして…
正直申しまして
私どもはアホの集まりでございまして
もともと頭を使う事が大の苦手な我々に
そんな賢い対策を用いて
『外国人客を集客』
なんて出来る訳が無い。
取材の中でもお答えしたが
店作りの段階で意識した事は
目で見て食欲が湧き上がるお店
目で見て酒を呑みたくなるお店
そして
我々が常に大切にしている『空気感』
僕が意識したのはこれだけだ。
以前、バルセロナを旅した時に
細い路地に迷い込んでしまった
ところがそこにどう見ても粋なバルが存在した。
当然僕らは店内に入り
バルに集うスペイン人と一体になり
タパスを食べカバを飲んで盛り上がった
『何だこの空気感は…』
飲食店で感じる
良い空気感に言葉なんていらない…
僕はバルセロナの路地のバルで
頭をハンマーで叩き割られる程の衝撃と快感を味わった。
俺たちは俺たちのまま
普段通りの素のままで良いのである
別に外国人客にゴマをする事も
媚びを売る事も何もないのです
ほら君にも経験があるだろう?
好意を抱く相手に
何とか『振り向いてもらおう』『振り向いてもらおう』
って必死になればなるほど空回り
それと同じ様に
外国人客に『来てもらおう』『来てもらおう』
なんて努力すればする程空回りするもんだよ(^^;;
自分達が自然体で仕事を
居酒屋を楽しんでいれる事が一番良い形で外国人客に伝わると思います。
それが出来れば
言葉の違いも
肌の色も
国籍も
何も関係無い。
それが世界に誇れる日本の居酒屋文化だと思う。
■人生で咲かせるなら
『Facebook』の創設者マークザッカーバーグ氏が
持ち株の99%にあたる
5兆5千億円を寄付したと言うニュースが世界中を騒がせてますね。
本人的には産まれたばかりの娘の世代を良くしたい…
的な事が謳われておりますが…
親が親として子供に何を残すべきか?
これは実に難しい問題だと思います。
本人が必死に働いた結果として
会社が成長し
個人資産も増える
創業者本人はそれなりに裕福な生活を手にする事は出来るけれど
問題は
その資産を相続する者たちで
特にそれがマーク夫妻の様に女の子で
しかも1人娘だったりしたらどうなんだろ…
カネ目当てに胡散臭い野郎共が沢山近寄って来るに決まってる。
1人娘じゃ無くて
兄弟が出来たら出来たで
将来の財産争いの元にならないとも言えない。
お金は人を変えます。。。
僕の大好きな沖縄の唄で『黄金の花』という唄があります。
http://j-lyric.net/artist/a003ddc/l003b25.html
皆さん『本当の花』咲かせたいですね^_^;
■四季折々
駅まで駒沢公園の中を歩く。
綺麗に紅葉しております。
そして梅が咲き
桜が咲きます。
公園の近くに住むと
四季折々が感じられて良いですね^o^
暖冬ですけど…
■用務員以外不在
六本木の店『ジョウモン』が入るビルに空きがあるけど借りない?
と、大家さんに言われ
部屋を見たら
テーブル
椅子
棚
パーティションから何から何まで揃っていたので
借りました。
お店が狭いので在庫置きの倉庫兼事務所。
殆ど無人状態ですが
とりあえず電話設置するじゃない?
すると何処でどう調べたのか
電話がかかって来るのですよ^_^;
その内容がね
広報担当者は居ますか?
ウェブ担当者は居ますか?
採用担当者は居ますか?
店舗開発担当者は居ますか?
人材教育担当者は居ますか?
…
用務員は居ますか?
そこで初めて『はい私です(^^;;』
ま、用務員は冗談だけど
俺はね
丁重にこう答えるの
あの~
ウチはただの小さな居酒屋でございまして
そんな大それた会社と違いまして
その様な担当者は居なくて
用務員の私しかいないのですよ
こう答えることにしてます。
毎回
毎回
飽きずに
こう答えることにしてます^_^;
でも
いい加減飽きてきました(^^;;
当分
事務所にかかって来た電話は無視致します。
どうか皆様ご了承くださいね(^^;;
※岩澤博のブログ「ガンさん日記」より、抜粋してお知らせいたしました。