博多はバブってますよ!
後輩のP君から連絡を頂き六本木で飲みました。
途中からシコタも合流して
久しぶにこの面子での飲みなんすけど
P君から衝撃的なお話を聞いてしまいました。
それは博多のP君のスーパーウルトラ繁盛店『ねじけもん』の話。。。
元々俺がP君に「博多って1年364日忙しいってホント?」った聞いたの
そして衝撃発言
P君「あの…正直言って暇な日が全くありません」
P君のお店の『ねじけもん』は平日で3回転して
土日祝祭日は4回転します‼️
との事。。。
もちろんお盆休み中も4回転は基本ですね、、、との事。。。
「ガンさん博多はバブってますよ」との事。
P君は今後の展開は博多に一極集中での出店しか考えられないとのお話。。。
そうだよね
やっぱドミナント展開しないと色々大変だもんね、、、
博多…良いなぁ…
しかしだよ!しかし!
今時ですよ!
17時時から24時までの営業時間で
1日3回転、4回転する居酒屋さんなんてありますか?
聞いた事無いっすけど、、、
コレマジ話ですから
全く盛ってませんから(^^;;
てかP君。。。
どんだけ売上て
どんだけ儲けてんだべ、、、
心の底からホッと出来た瞬間
俺が32才で独立の店舗を探しながらぷー太郎をしてる真っ最中
料理の腕が鈍るから?(腕なんて無いけどねー)
ナベの店を手伝い
小さなキッチンで鍋を振っていた事もあった…
オーダーの焼きうどんや炒め物を一生懸命御客様の為に作りました。
なかなか物件も決まらず
ノイローゼになりかけてた私に
この
御客様の為に料理を作る
という作業は
心の底からホッと出来た瞬間であった事を
私は今でも忘れる事は出来ません、、、
給料は日払いでナベから貰った。
その後俺は物件が決まり
中央線の西荻窪に小さな居酒屋を持ち
逆にナベは店をたたみ一旦新宿を離れた…
そのナベから数ヶ月前に突然ハガキが届き
新宿でお店を再開したとの報告を受けたのだ。。。
ナベ!久しぶり!
ナベとは昔話に花が咲きました…
お前も全然変わらんね、、、
え?まだ結婚してねぇのかぁ
チンペイ?あいつ元気かぁ?逢いたいなぁ…
と、そんな初の山の日。。。
渋谷から六本木、新宿三丁目へと移動して
新宿三丁目の飲食店が何処もドパンパンで
御客様が外まで溢れていたのが一番印象的でした
やっぱ新宿のパワーってスゲーなぁ…
見届ける覚悟
今回の女子レスリングの吉田沙保里さんを見ていて
僕は昔の個人的に応援していた田村トモノリ(以下トモ)という一人のボクサーを思い出した。
トモと知り合ったのは今から25年位前。
まだ4回戦ボーイだったトモは
順調に勝ち星を挙げて
あれよあれよと東日本の王者になる。
そして日本ランキング上位にくい込み
トモはとうとう日本タイトル戦に挑んだ
相手は元東洋太平洋のチャンピオンで
トモより格上だった。
しかしトモはその格上の相手の敵地に乗り込み
ナント!1ラウンドKO勝ちを収め
見事日本チャンピオンになってしまった。
甘いマスクとリング上でのアホな発言のインタビューは名物で
若い女性ファンも多かった。
日本タイトルを手にしてもトモは勝ち星を挙げ重ね
そして
とうとう世界ランカーをも倒し
遂にトモは世界フライ級チャンピオンに挑戦する事になりました。
トモはフライ級という軽量級にもかかわらず
持ち前のハードパンチを誇り
KO率は実に8割を超えていた。。。
俺はトモは負ける訳が無いと思い込んでいた。
しかし勝負の世界に生きる者ならば
いつか負ける時も来るだろう
俺はそのトモが『負ける時』まで絶対に応援し続けて
負けた時も絶対に目をそらさず
その瞬間をこの目で見届けようと心に誓っていた。
トモの世界タイトルマッチは
敵地である韓国の釜山で行われた。
街には世界戦のポスターが至る所に貼られていて
釜山中がこの世界フライ級タイトルマッチで盛り上がっていた。
因みに相手の世界チャンピオンは
あの鬼塚勝也を倒してチャンピオンになった
イ、ヒュンチュルだった。。。
試合は壮絶な打ち合いを極めた。
打たれても
打たれてもトモは前に出た
決して逃げず
前に
前に出続けた
試合の中盤からは
トモ目は大きく腫れて完全に塞がっていた
それでもトモは逃げない
それどころか
より前に出続けた。。。
そして最終12ラウンドのゴングが鳴った
前に出るトモに
チャンピオンは容赦なくパンチを浴びせ続けた
そして試合終了直前
青コーナーからタオルが投げ込まれた…
トモは一度もダウンする事なく12ラウンドテクニカルノックアウトで試合に負けた。
その負けっぷりもトモらしい見事な負けっぷりだった。。。
トモは俺たち応援団の席に向かって深々と一礼したかと思うと
即座に両腕を高く突き上げて
まるで勝者の如く吠えた…
その見事な負けっぷりを見て
相手側の韓国人応援団からも温かい拍手をいただきました。。。
試合終了後僕はトモの控え室を訪れた。
「トモ…お疲れ…頑張ったな…」
両目が塞がって見えないトモは声で俺と解り
「あ…ヒロシさん…」と言ってトモはこう言ったのだ
「オレ試合に負けちゃいましたけど根性じゃ負けて無かったスよね?ヒロシさん!」
トモはそんな事を俺に言った
そして俺はトモに言った
「ああ…今日のリング上でのお前のど根性は間違いなく世界フライ級で一番だ!」
「ヒロシさん…ありがとうございます…」
「バカ!礼を言うのは俺の方だ!トモ…ありがとな…」
もちろんおれは泣けて泣けて
それ以上の言葉は出て来なかった。。。
その夜は韓国釜山で応援団皆で
トモの健闘を祝して
倒れるまで飲んだのは言うまでもない…
この世界タイトル戦終了後
トモは引退し
静かにリングを降りた
勝負師を応援するには
その勝負師が負けてしまう
最後の最後まで見届ける覚悟が必要ですよね…
昨日のレスリングの吉田沙保里さんを見ていて
そんな昔の事を思い出してしまいました。
※岩澤博のブログ「ガンさん日記」より、抜粋してお知らせいたしました。