てやん亭゛・ごりょんさん・ジョウモン・ミートマン・バードマン・oh 釜 bar・クシヤキ肉男・クシヤキCANの株式会社ベイシックス オフィシャルサイト

店回り・攻めて攻めて攻めまくる…って何だろう?・創作料理なんて死語だ…けど・創業小咄

2019.3.4 旧ニュース
店回り

居酒屋界ではレジェンドと呼ばれてる宇野のお父さんがお母さんと『Bistro meat man』に来て下さいました!

来月御歳75歳になろうとしてる宇野のお父さんは今でも現役でバリバリに店回りをしておられます。

昔は酒の飲み過ぎで肝臓を壊した事もありました。

それでも
何やら訳の分からない治療法で無理矢理完治させてひたすら飲み歩く
スタッフ達とも飲み歩く
本当に身体を張ってこの商売に取り組んでおられたことだと思います。。。

飲み屋の親父の壮絶な生き様、、、ですよね…

 

昔世田谷の経堂でお店をオープンした時に、たしか合鴨を何かと炒める料理をお父さんにお出しした時に「コレは違う!」と叱られて
カウンターの中に入って来て
お父さん自らフライパンを振って調理をなされた事がありました、、、

マジでめちゃくちゃ怖かったです(笑)

それ以外でも

ジャ~~~ン!!!と、何の前触れもなく突然お店に現れては
カウンターにド~~ンと座り
口を無一文字に閉じて
店内を見渡すのですが、、、

これがめちゃくちゃ怖いのなんのって…💦

でも

それが居酒屋の神様こと宇野のお父さん流「自分のお店との向き合い方」だったんだと
今となっては凄く思います。

飲食店経営者が「自分のお店とまともに向き合えない奴にお店をやる資格は無い」とお父さんは言いたかったに違いありません…

俺なんてまだまだだわ…( ̄▽ ̄;)

まだまだ甘いっすね。。。

頑張ろうー

って今でも沢山の刺激を下さいまして

ありがとうございます!

 

 

 

攻めて攻めて攻めまくる…って何だろう?

この様な
奥まったビルの二階に移転したら
瞬く間にお客様が来なくなってしまった『テヤンデー』。

オリオンビールを飲みながら色々と考える。

これはこうしたらどうだろう?

あれもこうしたらどうだろう?

決して守りに入る訳ではなく
攻めて
攻めて
攻めまくる

攻撃的な店長
攻撃的なスタッフ
グイグイと攻めて攻めて攻めまくる

じゃなきゃ
あんな場所にお客様は来てくれない。

一度来て下さったお客様は二度と逃さない気持ち、、、

だから攻めて攻めまくる。

それにはやっぱり攻めのメニュー、攻めの料理やドリンク…

ん~~~

それってなんだろ???

三人寄れば、、、

いや

四人寄れば文殊の知恵。。。

一人で考え込まず
皆んなで意見を出し合って良い方向に進んで行こう!!!

それが大切。

 

 

 

創作料理なんて死語だ…けど

宮崎のコージが店を移転させるらしいです。

店舗デザインはスタジオムーンから独立した椿君が担当。

シコタがコージに聞く「そのままのコンセプトで移転するの?」

コージは軽く頷く。

「そりゃダメだろ~」と、俺とシコタ。

さらにシコタは言った。

コンセプトは?店の名前は?何をウリにするんだ???

創作料理居酒屋をやる?

あーダメだ、、、もはや創作料理居酒屋なんて死語に等しい(-。-;

なんか新しい事にチャレンジしたら?

創業時の店名に拘る必要なんて無いのでは?

俺もMASUMASUの店名とは決別したしガンさんも『てやん亭”』とは決別したし
何かを得るには
何かを捨て去る勇気も必要だぞ!

今の宮崎に無いタイプのお店をやってみろよ!

と、、、そんな話。

言ってる俺もシコタもいったい何が正解なのかは分からないけどね~

今夜も『Bistro meat man』。

日に日に巨大化する柳沢出部也氏をはじめとするスタッフ達の独創的な創作料理は、、、

は?

お前今創作料理なんて死語だって言ったろ!!!

はい。

居酒屋界では確かに創作料理居酒屋は過去の遺物と化しましたが
ビストロ業態はそもそもが創作した料理の集合帯なので
ビストロ業態ではアリなのです。

では
その考えに考え抜かれたビストロの料理をいただきまーす。

 

 

 

創業小咄

創業当時のメンバーが揃った^ ^

今から25年前に西荻窪で僕は一人で9坪の居酒屋を立ち上げた。

その後
当時プータローだったコージが
バイトで入り
後に社員になり
その一年後にシコタも社員として参加してくれた、、、。

 

当時西荻窪の店にヤ◯ザの常連さんがいた。

当然だけど怖い人たちだ、、、

当然ながら
出来ればお店には来て欲しくはなかった…

でも来て下さる。

勿論お金もちゃんと払って下さる。

しかし

怖い…

そこで俺たち三人は無い知恵を絞って考えた。

不味い料理を出せばもう二度と来ないと思い「おい!不味い料理を出せ!不味く作れ!」と指示してヤ◯ザの常連さんに大変失礼ながら
ワザと不味い料理を出した。

そしたらそのヤ◯ザの常連さん達は
不味く作ったはずの料理を「ウメーな!コレ!美味いな~」と言いながら食べて下さり
我々の目論見は結果逆効果だったと言うコントの様な笑い話を懐かしそうに話した。

結局ヤ◯ザの常連さんはその後も店に来てくれたのだか
ある時、他のお客様と喧嘩して
それをきっかけにシコタにヤ◯ザ事務所に行ってもらい「入店拒否」の交渉をしたと言う嘘の様な本当の話。

 

 

 

 

※岩澤博のブログ「ガンさん日記」より、抜粋してお知らせいたしました。

2019/3/4 6:04 旧ニュース