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繁盛のリズム・やっと行けた!・僕はこれから先も僕のままです。・エイプリルフールの御祝い

2019.4.8 旧ニュース
繁盛のリズム

先日苗場プリンスホテル内にある『みながわ』という鮨屋に行った。

カウンター10席のみの鮨屋さんだ。

我々が行った時は
カウンター席に補助椅子を二席設けて12名がカウンターを陣取った。

と、まぁここまでは良くある話だけど

その12名の俺たちを相手に握る板さんを見てビックラこいた(・・;)

鮨を握るのはこの娘!!!

あだ名は俺と同じガンちゃん(笑)

カウンターの中で仕事をしているアルバイトの女の子だと思いましたが鮨職人さんでした(・・;)

しかし
我々がカウンターの椅子に座って
越後の地ビールを飲み始めた途端に
ガンちゃん(俺じゃない方ね)の目つきは一変した。

テキパキとネタをさばき
ツマミから始まり
リズム良く握りを出してくれる。

しかも
我々のペースを鋭い眼光で確認しながら…

 

ツマミの後に出された握りは絶品だった。

それもさる事ながら
恐れ入ったのは我々わがままオヤジに対する彼女の「気付き」だった。

我々の背後からは
女将らしき年配の女性が
空いたグラスに間髪いれずに日本酒を注いでくれる。

何というコンビネーション…

何という「気付き」と「気配り」。。。

素晴らし過ぎました、、、

…と、まぁ話はここで終わらず

翌日僕は苗場から都内に戻り
シドニーから一時的に帰国していたヨシさんと浪花から来た妖怪はんが『ビストロミートマン』に来てくれていたので苗場から直行した。

そこで
図らずも私は店のスタッフたち全員の「気付き」の無さに呆れてしまった。

苗場のガンちゃんとの違いすぎに
私は呆れて
情けなくなってしまった…

仮に店が満席で忙しいなら百歩譲って我慢はするが
この日もお店はガラガラで
数組しか居なかったにもかかわらずのこの体たらく、、、

何でだろ?

店長の高橋は『ごりょんさん』時代はちゃんと出来ていたはずなのに、、、

考えられるとしたら
スタッフ全員が「暇慣れ」し過ぎていると言う事だ。

俺にも経験があるけれど
店が暇だと
何だかダラけてしまうもんだ。

忙しい時は
逆に上手くリズムに乗れて
テキパキと仕事をこなせることが出来る。

暇な時は
スタッフ同士が一箇所に固まって無駄話をすることが多い( ̄▽ ̄;)

ん~~~~

やっぱ店は繁盛させてナンボだよなぁ~

 

 

 

やっと行けた!

『楽コーポレーション』から独立した若者たちからのオープンのハガキが続々と届いてます。

三茶の大繁盛店『すこぶる』の2号店。

https://tabelog.com/tokyo/A1302/A130202/13232746/

だいすけクンは横浜桜木町!

https://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140102/14074911/

アキラ君は神楽坂!

https://tabelog.com/tokyo/A1309/A130905/13232916/

それと
もはや大御所の域に達して来たジーマの『まるこ』の浜松町の新店舗もかなり気になる~

http://kojima-showten.com/zakoba_maruko/

皆んな気合い入ってるなぁ~

俺も頑張らないと!!!

そんな年度末。。。

やっと行けたこのBAR

https://tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13233023/

渋谷桜丘で創業して32年。

桜丘の再開発事業で立ち退きになり
移転先が『琉球ビストロテヤンデー』と同じビルの
同じフロア
つまりお隣様です。

工事の最中から
いつも
いつも迷惑かけてばかり…

やっと行けました。 

カウンター6席だけの小さなBAR。

そして…

マスターお勧めの
スコットランド『アイレー島』の
クセの強いモルトウイスキーをロックで頂く

このモルトウイスキーはね
アイレー島の海水が混ざってる仕込み水で造るから
これだけクセが強いんだよ…

へえ~~~ 

スコットランドでは、数多くの蒸留所が自己のモルトウイスキーを他所のウイスキーとブレンドせず
シングルモルトウイスキー
またはピュアモルトウイスキーの名で市場に出しており
それぞれの蒸留所の個性が楽しめるけど数量的にはスコッチウイスキー全体の1%程度なんだそうです。

はい
勉強になりました。

帰り間際にマスターに再度謝りを入れて帰ろうとした際に

おたくの従業員さんは
皆さん礼儀正しくて良い従業員さんばかりだね!
私は迷惑だなんて思ってないから!

そう言って下さいました(涙)

なんて優しくて良いマスターなんだろう、、、

マスター 

ご馳走さまでした。

 

 

 

僕はこれから先も僕のままです。

少しだけ嬉しかった事がありました。

ある方の計らいで
昔憧れていたアパレルメーカーの社長のKさんと
僕のお店での会食が実現したのです。

もうかれこれ45年ぐらい続いているアパレルメーカーでございます。

これは凄い事です。

時代の流れに左右されまくりのアパレルメーカーを存続する事がどれほど大変か私は百も承知です。

18時半から
およそ23時まで、昔話しから現在の話しまで色々とお話を聞かせて頂きました。

周りのアパレルメーカーが次々と倒産する中
何でA社だけが
何十年も会社を続けていられるのかな…

そこには
マジ
奥深い理由がある事に気付きました。

そして
我々飲食業と相通じることがありました。

「商売の基本は同じ」

それは物を買っていただいて、お客様に喜んで頂く事。

実にシンプルです。

僕は言いました。

K社長!僕は居酒屋を経営して本当に良かったんです
たった今造った料理を
目の前のお客様に食べて頂き
そして喜んで頂いて
お金まで頂く事が出来ます
値引きも返品もありません(笑)

こんなシンプルだけど結果の直ぐ出る商売は他には無いと思います!と、、、。

K社長は黙ったまま頷いて聞いて下さいました。

岩澤君
ビジネスは等身大の自分だよ。
それを無理して超えようとするから失敗する
その為には
等身大の自分を知る事が大切なんだよ
僕はそれを無理せずやって来たから何十年も会社を続けていられるのだと思うよ。

確かにそうだと思う。

自分の心地のポジションはどこにあるのか?

1店舗なのか
50店舗なのか
はたまた100店舗なのか…

心地の良いのは自分だけではダメだ

スタッフの皆んなも心地良く働けなくては意味がない。

そうですよね…K社長。。。

今は畑違いの業界だけど

ご一緒させて頂き
凄く勉強になりました。

岩澤君
我々経営者がユーザーの気持ちを理解出来なくなったらお終いだよ。

たくさん儲けて派手な生活になるのも良かろう
ブランド物の派手な服を着て
高級車を乗り回し
贅沢な食事をする事が決して悪い事だとは思わない
しかし
岩澤君が派手になり
本来の自分を忘れて
お店に来て下さるお客様の気持ちを理解出来なくなったら君はその時点で終わるだろうね、、、と。深い良い話しのオンパレード^^;

K社長

僕はこれから先も僕のままです。

「岩澤君はそんな感じだね、R社を辞めて飲食で頑張っている奴がいるって聞いててね、一度会ってみたかったんだよ!今度元R社の社長も含めて飲みに行こう!」

「はい!ありがとうございます!僕の商売人としての器はこんなモンです、地味に楽しみます…」

あまりの嬉しさに
翌朝の今朝
用事があって訪れた三軒茶屋の『吉野家』で
思い切り牛丼を食べてしまいました^ ^

これさえ食べれれば僕は幸せ♡

 

 

 

エイプリルフールの御祝い

2019年4月1日…

夜は

私の店の卒業生や
ごくごく親しくしてる友人や後輩達が
奇妙なサプライズを仕組んでくれて御祝いをしてくれました(涙)

こんな58才の飲み屋のオヤジがいてもいいよね、、、( ̄▽ ̄;)

バカだし

アホだし

ろくでなしの酔っ払いだけど

なんだかんだ25年間店を続けてこれたからなぁ~

裕福な人生にはなれないかもしれないけれど

皆んなと幸福な人生を

吉野家で牛丼を食べながら

送って生きたい。。。

 

2019年4月1日

エイプリルフール

バカの日。

 

 

 

 

※岩澤博のブログ「ガンさん日記」より、抜粋してお知らせいたしました。

2019/4/8 8:08 旧ニュース