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素敵なストーリーを感じるお店・「求められていのか?求められていないのか?」だけなんだよね・めちゃくちゃ後悔しまくりの「楽しい」一年間・平坦でも楽でもない道を乗り越えて

2019.12.16 旧ニュース
素敵なストーリーを感じるお店

駒沢に「凛」とした焼鳥屋が出来た、、、

との噂を聞いて

ネットで調べて行ってみた。

店の名前は『せきや』
http://yakitorisekiya.favy.jp/

あらかじめお店に電話を入れてみると
席は空いているとの事

焼き鳥は基本5本のコースと7本のコース

コースを食べて足りない場合はアラカルトで注文もOKとの事。

そして

全席禁煙🚭

 

駒沢駅から徒歩1分という立地。

国道246から入って10歩。

なかなか「凛」とした出で立ちのお店ですね…

店内は「コの字」型のカウンターのみ。

結論から言うと

この焼鳥屋『せきや』さん凄く美味しいです。

店主が凄く真面目に焼き鳥と向き合っている感が満載なのですよ、、、

実に良いお店だと思います。

今の世の中「なんちゃって商売」は通用しないんですよね。

何にでも価値が求められる時代。

 

店主の生き様を

ヒシヒシと感じながら

絶品の焼き鳥を頂きました。

きっと

このお店を出すまでに素敵なストーリーがあったんだろなぁ~

そう思わせてくれる焼鳥屋さんでした。

近々

絶対にまた来ます

 

 

 

「求められていのか?求められていないのか?」だけなんだよね

『グランメゾン東京』

このドラマ

凄い面白い。

初回と二話目を見逃し

ダイジェスト版を観て三話から見てますが

第8話は今までで一番良い内容だっと思います。

https://www.tbs.co.jp/grandmaisontokyo/story/8.html

観た人はお分かりかと思いますが。

「お客様の声に一番近いホールの意見を大切に」。

我々のお店も

キッチンはキッチン

ホールはホールに分担しがちだけど

それではキッチンとホールの一体感は生まれず、店としての良い空気感も生まれない。

僕がキッチンでフライパンを振っていた時は、ワザと自ら

「これ俺が運びまーす」

ってホールのスタッフに笑顔で合図して

お客様の元に料理を運んで、自ら説明とかしてました

 

やっぱ料理を食べてくれているかどうかがめちゃくちゃ気になったもんね

「グランメゾン東京」の第8話を見てて

そんな昔の自分を想い出したりしてね、、、

 

あの下町の洋食屋の親父の一言が良かったよね

「星を取る事に必死になって、本当に大切な事を忘れている…」みたいな言葉。

 

結局、飲食店はさ

お客様に「求められていのか?求められていないのか?」だけなんだよね。

求められているからお客様は来て下さり結果繁盛する。

繁盛してないお店はお客様に求められていないだけの事。

実にシンプルで分かりやすい。。。

立地

業態

内装

メニュー

価格帯

そしてサービス

全てが上手く噛み合ってお店は成り立つ。

一つでも欠けていたらお店は成り立ちません。

お客様に求められていない店にはそれらなりの理由が必ずある。

 

 

 

めちゃくちゃ後悔しまくりの「楽しい」一年間

スタッフのマアヤと渋谷ビストロミートマンで1周年記念前夜祭。

まぁ一年間やってきて

学ぶ事はたくさんありました

あり過ぎたのかもしれません

先ずはオープンキッチンであるべく事のライブ感。

やはり20坪という決して大きく無いお店には

カウンター

もしくは

カウンター内のライブ感を演出する事がとっても大事。

 

巷で流行っている炉端焼きや原始焼きのお店のように

やはりオープンカウンター内の焼き台を設置して

お客様と向き合って

対面してグリルを行うという

基本的なことをやるべきだったと

この一年間後悔しまくりました

 

そもそも「居酒屋バカ」である集団の俺たちが

何だか色気と欲をだして

女性ウケを狙った

洒落乙なビストロ業態なんぞに手を出した事が大きな間違いでございました。

めちゃくちゃ後悔しまくりの一年間でしたが

裏を返せば

めちゃくちゃ楽しい一年間でもありました。

何が楽しかったって

そりゃ新しい事にチャレンジしている事が日々楽しかったです。

我々の大敵は「マンネリ」だからです。

僕自身

この店は相当通ってダメ出しの連発だったし

どうしたらお客様に選ばれるお店になるのかを日々考えて過ごした一年間でした。。。

 

そして先月…

やっとこさ一つハードルをクリア出来た。

やっとこさ売上が800万を超えました。

20坪で800万チョイなんて

ホント情け無い売上ですが

やっと一つのハードルを越えたと思いました。

 

次のハードルは

もちろん売上1000万超えです。

20坪で1000万も売れない店なんて

店じゃ無い!!!

…と、スタッフ達にはいつも言ってます。

そうそう

だから同じ20坪の

南平台店も店じゃありません( ̄▽ ̄;)

そんな特別な思いで

本日1周年を迎えます。

スタッフの皆さん

この一年間

いや

これからもまだまだ続くであろう悔しい思いを絶対に忘れる事のない様に

この悔しさを噛み締めながら生きて行きましょう~

悔しい思いが人を成長させるのです。

 

 

 

平坦でも楽でもない道を乗り越えて

シドニーサリーヒルズの「ごりょんさん」も、オープンしてから1周年を迎えることが出来ました。

それと同時にシドニー店から二週間続けて嬉しい知らせも届きました。

それは

12月入り

二週間続けて金曜日の売上が1万ドルを超える快挙を成し遂げたことです。

 

何はともかく60席の「ごりょんさん」シドニーサリーヒルズ店は

現地スタッフの努力の甲斐もあり

驚くように成長を続けております。

 

今から一年前

ある人にとても失礼極まりない言葉を浴びせられてけっこう悲しい想いをしたのを僕は忘れなれない。

その人はいきなり僕に「シドニー店はプロデュースですよね」と、言って来た。

「おめでとうございます」の言葉より先にだ。

いや

プロデュースとかそんな軽い言い方が良く出来るな、、、と。

凄いKYな言葉を浴びせられて返す言葉も出なかったのを今でも覚えている、、、

シドニー店オープン迄の道のりは決して平坦で楽では全くなかった。

何度もシドニーに出向くのは当たり前。

スタジオムーンのBOSSとも現地入り
図面を起こすも直前になって貸主側と色々揉めて
物件が流れてパァ

新たな物件を契約して一から再スタート

その間にも

何人もシドニーから
パートナーである「is」の店長格の社員を研修に来させて指導
中にはシドニーに帰国早々不祥事を起こし辞めさせてしまったり
店長候補はコロコロと入れ替わり立ち代わりで
俺と井上社長の間ではとてつもない葛藤がありました…

それでも次々と研修に来てくれたシドニーのスタッフには

とことん厳しく、優しく仕込みを教えてくれたユリカをはじめとするウチの全てのスタッフ達。

今でもシドニーのモーリーが言う

「ユリカさんに認めてもらえる仕込みをするのが僕たちの仕事、今でも仕込みをやりながら仕事に厳しくしてくれたユリカさんの顔がチラつきますよ(笑)」と。

統括出部長の柳沢出部哉氏は
食材の調達から
仕込みの指導から
何から何まで翻弄し
急遽帰国を予定よりかなり伸ばして
最後の最後まで現地の指導にあたってくれた。

今ではウチの会社から送り込んだユウトがVISAの問題をクリアして店長として立派に頑張ってくれているけれど
とにかくオープン迄の道のりはかなり大変なストーリーがあったのです。

まぁ

そういったストーリーを知らなきゃねぇ

ただのプロデュースした店舗だと思われても仕方ないけど…

まぁ言われる方はけっこう傷付きましたよね、、、

 

まぁそんな事もありましたが、、、

シドニーサリーヒルズ店

初めて目標だった1万ドルを二週間続けて連発し

あー丁度あれから一年経ったかぁ…てね。。。

オープンの時ね

シドニー店の皆んなに言ったの

そらは俺がいつもスタッフに言ってる事。

お店は出来た。
お店は完成したけれど
これからが本当のスタートです。
お店は造るのではなくて
お店は育てるモノです。
君たちが育てるのです。
皆んなの力でこの「ごりょんさん」を素晴らしいお店に育てていって下さい!

てね。。。

シドニー店がオープンする前に俺ね井上社長に聞いたの

ヨシさん僕の立ち位置は何て説明すれば良いでしょうか?ってね。

そしたら井上社長はこう答えてくれました。

「このお店は俺たちisとガンちゃん達のベイシックスとの強い共同経営で出来た店もなんだから俺たちは共同経営者だよ!ガンちゃん達も堂々と『共同経営者です!』って胸を張って言ってくれよな」と。

決してプロデュース店舗なんて軽いもんじゃないのですヨ。。。

 

シドニーサリーヒルズ店の皆んな

二週間続けての1万ドル超え

おめでとう㊗️

お疲れ様!

来月行くから乾杯しましょう🥂

 

 

 

 

※岩澤博のブログ「ガンさん日記」より、抜粋してお知らせいたしました。

2019/12/16 11:02 旧ニュース